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研究内容
1.赤潮・アオコの発生と環境要因に関する研究

 赤潮の原因となるのは、主に渦鞭毛藻類やラフィド藻類に属する微細藻で、アオコの原因となるのはラン藻(シアノバクテリア)といわれる生き物です。これらの生き物は、ほかの植物プランクトンと同じように、水中の窒素やリンなどの栄養塩と二酸化炭素(炭酸)、そして光のエネルギーを利用して増殖します。
 ではなぜ、これら限られた種類の生き物が大増殖するのでしょうか?私たちは、この疑問に答えるための研究を進めています。

〒729-0292

広島県福山市
学園町1番地三蔵

福山大学生命工学部
海洋生物科学科
海洋環境保全再生学研究室

Tel 084-936-2111
Fax 084-936-2459

この分野に関する研究テーマ
芦田川河口域の栄養塩濃度と赤潮の発生について
アオコの増殖に影響を及ぼす環境要因について
2.アサリの資源回復に関する研究

 アサリは潮干狩りなどのレクレーションの対象として、また食材として、日本人にとって最も馴染みのある二枚貝ですが,近年、全国的にアサリの生産が減少しており、その原因の究明と資源回復が強く望まれています。福山大学の因島キャンパスの周辺でも,以前のようにはアサリが獲れなくなっており、アサリ資源の回復は漁民のみならず、地域住民の大きな願いです。
 私たちは,この地域をモデルとしてアサリ資源や環境の調査を行うとともに,地域漁業組合・住民とともに、科学的にアサリ資源の回復を目指した活動をはじめました。これらの活動が、かつての素晴らしい日本の里海の回復につながれば,と考えています

この分野に関する研究テーマ
因島キャンパス周辺地域におけるアサリの生長・生残について
○周辺海域でのアサリ浮遊幼生の年間変動について
○アサリの餌生物および海洋環境について
3.細菌を用いた有害藻駆除に関する研究

 海水中には、赤潮の原因となるなど有害な植物プランクトンを溶解・死滅させる細菌がいます。これらの細菌(殺藻細菌)は、赤潮が消滅する時期に存在量が増し、赤潮の消滅の要因のひとつとなっているとも言われています。
 私たちは、このような殺藻細菌を、薬剤などを使わない安全な赤潮の防除や観賞魚水槽のコケ取りなどに利用できないだろうか、と考えて研究を進めています。

この分野に関する研究テーマ
○包括固定化した殺藻細菌による赤潮除去について
○殺藻細菌による赤潮原因藻の殺滅機構について
○殺藻細菌を利用した付着珪藻の除去について